Papillon Guide
パピヨンという名はフランス語で「蝶」を意味し、犬の耳が「蝶の形」に似ていることからこの名前が付けられました。しかしパピヨンはもともと垂れ耳のスパニエルであったようで、その祖先はスペインを原産とするスパニッシュ・ドワーフ・スパニエルであると考えられています。
ある時、何かのきっかけでピンと立った耳を持つパピヨンが生まれました。垂れ耳タイプも立ち耳タイプもどちらも同じパピヨンから生まれることがあり、現在でも両方のタイプが認定されていますが、立ち耳タイプのほうがやや人気があるようです。アメリカでは垂れ耳のほうは「ファーレン(フランス語で“蛾”という意味)」と呼ばれているのに対し、ヨーロッパでは「エパニエルナン(一寸法師のスパニエル)」や「コンティネンタル・トイ・スパニエル」と呼ばれています。
パピヨンは見たとおり、体が小さく、骨が細く作られており、どこか優美で繊細な雰囲気があります。体高は28cm以下、体重は1.5~5kg。体高より体長がやや長めで、敏捷で軽やかな足取りで優雅に歩きます。豊富な被毛はまっすぐで長く、絹糸のように美しく流れています。 人なつこいながらも警戒心を備えた表情と、蝶のような耳がパピヨンの最大の特徴といえるでしょう。
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